(左から)アサヒビール松山一雄社長、加賀屋 渡辺崇嗣社長、JTB山北栄二郎社長

 

 

 

JTBとアサヒビールが今年1月30日より「上質なナイトタイムエコノミーの創出」を目的に始動した共創プロジェクトの一環で、加賀屋との3社協業による能登の復興支援への新たな取り組みを10月から開始した。石川県和倉温泉「加賀屋」専属の「レプラカン歌劇団」によるナイトタイムショーを、10月~12月にかけて東京都内で実施するもので、本公演を通じて国内外に同歌劇団や北陸の魅力を発信する。

JTBによると、今回の協業はJTBとアサヒビールの取り組みを見た加賀屋からの問い合わせにより実現した。加賀屋グループでは、今年元日に発生した能登半島地震の影響から、加賀屋を含めた同社が和倉に保有する4施設で現在も休業が続いており、歌劇団は活躍できる機会を失っていた。

今回の取り組みの初日公演に出席した加賀屋営業本部第一営業部の張原滋部長によると、休業施設の再開目標は2026年。施設毎に被害状況も異なるが、まずは「加賀屋」の再開を優先に協議を進めているという。同じく出席していた渡辺崇嗣社長は「なかなか先の見通しがつかないが、なんとか再開に向けて進んでいきたい。この(本公演)ような機会をいただきながら前へ進み、少しでもお客様にまた喜んでいただける場を作っていければ」と語った。

 

 

なお、本公演は各月4回の全12回。10月分は既に終了しており、今後は11月2日~5日、12月6日~9日、アトレ竹芝シアター棟の「SHAKOBA」で開催する。

チケット代は税込4千円(北陸復興支援特別価格)。アサヒスーパードライ生ジョッキ缶、GINON、颯(お茶)の3種から1ドリンク

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